経歴
盧家宏は4歳でバイオリンを始め、中学で初めてのギターを購入。国立台湾大学 土木工学科を卒業後、音楽の道を選んだ。
以来30年、フィンガースタイルのソリスト、セッションギタリスト、アレンジャー、プロデューサー、講師として活動。李宗盛(ジョナサン・リー)、羅大佑、周華健、周杰倫(ジェイ・チョウ)、張惠妹(アーメイ)、劉若英(レネ・リウ)、蔡健雅(ターニャ・チュア)、楊宗緯、陶晶瑩、梁靜茹(フィッシュ・リョン)、品冠、A-Lin、五月天(メイデイ)、S.H.E、安溥、田馥甄(Hebe)、蕭敬騰(ジャム・シャオ)、馬修連恩(マシュー・リーン)、縱貫線、吳宗憲、齊豫(チー・ユー)、艾怡良などと共演・レコーディングを行い、1,000回以上の大型コンサートに参加。2013年 第24回 金曲獎 授賞式ではオープニングのギターソロを担当し、2007年 金馬獎で蕭敬騰、2010年 金鐘獎で馬修連恩の伴奏を務めた。中国の人気音楽番組『歌手2026』の決勝「歌王之戦」では、準優勝した齊豫(チー・ユー)のギタリストを務めた。
ソリストとしては2012年に『大海嘯』ツアーで台北・北京・上海・広州・成都・太原を回り、2012〜2018年には中国各地で100回以上のチケット制ソロコンサートを開催。フィンガースタイル・ギタリストの Laurence Juber(台湾・2003年)、Jacques Stotzem(香港・中国・2005年)とも共演した。
講師・著者として
1999年からギター教本を出版し、著書は30冊以上。台湾のギター誌『六弦百貨店』には約170曲のフィンガースタイル・アレンジを発表。2007年の教本『指彈吉他訓練大全』(現在第5版)は、中国語圏で「指彈吉他(フィンガースタイルギター)」という名称を定義した一冊として知られる。また、ギターでピアノを弾くような効果を生む「反手彈(逆手奏法)」を中国語圏で初めて考案した先駆者でもある。
指導したアーティストには周杰倫(ギター・バンジョー)、張惠妹(ウクレレ)、田馥甄(ウクレレ)、楊宗緯、劉若英、張芸京、梁文音らがいる。周杰倫「免費教學錄影帶」のアコースティックソロは盧家宏が編曲して自らレコーディングでも演奏し、3日間にわたり本人に直接指導した。
オリジナルアルバム
『大海嘯 Tsunami』(2011)— オリジナルのフィンガースタイル曲9曲、CD+DVDと楽譜集。『初心』(2026)— 20曲以上の新作をコンサートでライブ録音。
アワード
受賞歴
- 「年度最佳獨奏專輯」(年間最優秀ソロアルバム):『大海嘯 Tsunami』
- 最優秀演奏アルバム(流行音樂演奏類「最佳演奏專輯」):『大海嘯』
- SKYLINE『城市之聲 City Voices』が最優秀ジャズアルバム、最優秀ジャズソング(「是夜」feat. 艾怡良)を受賞。盧家宏はアルバム全曲のエレキ・クラシック・ジャズギターを担当。
- 最優秀ジャズアルバム 金賞/最優秀フュージョンアルバム 金賞/最優秀アーバンアルバム 銀賞/最優秀コンピレーションアルバム 銀賞(SKYLINE『City Voices』)
- アルバム・フュージョンジャズ部門 銀賞(SKYLINE『City Voices』)
セッションワーク
参加作品の受賞
盧家宏がギターを録音した作品は数百にのぼる。受賞作の一部:
- 周杰倫(ジェイ・チョウ)「免費教學錄影帶(無料レッスンビデオ)」 – 2011年 第22回 金曲獎 最優秀編曲賞。収録アルバム『跨時代 The Era』は同回の最優秀北京語アルバム。盧家宏がアコースティックソロを編曲・録音し、本人に直接指導。
- 縱貫線(スーパーバンド)「給自己的歌」 – 第22回 金曲獎 年間最優秀楽曲
- 李欣芸『托斯卡尼 我想起你』 – 第19回 金曲獎 最優秀演奏アルバム
- 林煜智『67.5公分的天空』 – 第19回 傳藝金曲獎(伝統・芸術音楽部門)審査員賞(盧家宏がプロデュース)
- 黃子軒與山平快『異鄉人』 – 第27回 金曲獎 最優秀客家語アルバム
その他、個人としての受賞歴:2002年 台湾のテレビ局 ET Jacky の番組「超猛新人王」アジア創作部門 優勝、政治大学主催の学生音楽コンテスト「金旋獎」第3位(作曲)。